“乙名”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとな50.0%
おつな25.0%
をとめ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村々の庄屋、乙名おとな、早々御越あるべく候。島中此状御廻し可有之これあるべく候。ゼンチヨ方にても切支丹になり候者、御免なさるべく候。恐惶謹言。
吃驚びっくりして乙名おつなの宅へ馳付はせつけ、乙名からわたしどもへ知らせがありましたけん、動顛して駈付けて見ましたれば、お種はまだ虫の息で、あッちを殺したのは陳ですけんで、是非しゃッち
ればかりはと子細しさいもなく、千扁一律せんべんいちりついやいやをとほして、はては世上せじやういまはしきうたはれながら、せま乙名をとめにもかけず、けゆくとししみもせず、しづかに月花つきはなをたのしんで
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)