“乙名(をとめ)” の例文
是(こ)ればかりはと子細(しさい)もなく、千扁一律(せんべんいちりつ)いやいやを徹(とほ)して、はては世上(せじやう)に忌(いま)はしき名(な)を謠(うた)はれながら、狹(せま)き乙名(をとめ)の氣(き)にもかけず、更(ふ)けゆく歳(とし)を惜(を)しみもせず、靜(しづ)かに月花(つきはな)をたのしんで
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)