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久助
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きゅうすけ
ふりがな文庫
“
久助
(
きゅうすけ
)” の例文
皆一同に
暇
(
いとま
)
を出して、
飯焚男
(
めしたきおとこ
)
も少々訳が有って
暇
(
ひま
)
を出しまして、
私
(
わたくし
)
一人
(
いちにん
)
に相成りました、どうかお荷物をお預けなすったら、何は
久助
(
きゅうすけ
)
は
何処
(
どこ
)
へ行ったな
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほらふきの
兵太郎
(
へいたろう
)
君は着物だったので、まずかばんをはずして、しりまくりし、パンツをぬいだ。
久助
(
きゅうすけ
)
君もおくれてはならぬと、ズボンをぬいで、緑と黄のまじった草の上にすてた。
川
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
いつかお話ししましたよねえ。あたらしい
料理人
(
いたば
)
が来て、そのおじいさんは、お料理からお客のほうまで、一人でしないと気に入らないといった——
久助
(
きゅうすけ
)
というのですよ。ひとつ
手腕
(
うで
)
を
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「わたくしですか。わたくしはその、とんぼ屋
久助
(
きゅうすけ
)
という旅
商人
(
あきんど
)
でございます」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家内は夫婦と
忰
(
せがれ
)
と、ほかに中間の
久助
(
きゅうすけ
)
、女中のお島、おみよの六人で、まずは身分相当の生活に不足はなかった。弥太郎は四十六歳、鉄砲を取っては組内でも老巧の達人として知られていた。
鷲
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
久助
(
きゅうすけ
)
君は、四年から五年になるとき、学術優等品行方正のほうびをもらってきた。
久助君の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
久助
(
きゅうすけ
)
君はおたふくかぜにかかって、五日間学校を休んだ。
嘘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
“久助”の解説
久助(きゅうすけ)とは、製造工程で割れたり欠けたりした、規格外の煎餅やあられなどを集めて、正規品よりも安い価格で販売するものである。割れ菓子。
(出典:Wikipedia)
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“久”で始まる語句
久
久米
久濶
久遠
久留米絣
久振
久留米
久闊
久方
久松