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丹波酸漿
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たんばほおずき
ふりがな文庫
“
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)” の例文
しかし
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)
を畠で作り出したのは後のことで、店や
縁日
(
えんにち
)
で売るようになったのは、都会でもそう古くからではないのである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
丹波栗
(
たんばぐり
)
、
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)
、
丹波焼
(
たんばやき
)
、
丹後縞
(
たんごじま
)
、
丹後紬
(
たんごつむぎ
)
、
丹後縮緬
(
たんごちりめん
)
、
但馬牛
(
たじまうし
)
など、皆よく響き渡った名であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「その八俣の大蛇というのはどういう形をしているのですか」とお尋ねになつたところ、「その
目
(
め
)
は
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)
のように
眞赤
(
まつか
)
で、身體一つに頭が八つ、尾が八つあります。 ...
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「此はお嬢様に」と婦人が
取出
(
とりだ
)
したのは、十七八ずつも
実
(
な
)
った
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)
が二本。いずれも
紅
(
あか
)
いカラのまゝ虫一つ喰って居ない。「まあ
見事
(
みごと
)
な」と主婦が歎美の声を放つ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
娘の一人が口に
銜
(
ふく
)
んでいる
丹波酸漿
(
たんばほおずき
)
を
膨
(
ふく
)
らませて出して、泉の真中に投げた。
杯
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
漿
漢検1級
部首:⽔
15画
“丹波”で始まる語句
丹波
丹波栗
丹波国
丹波島
丹波康頼
丹波口
丹波布
丹波屋
丹波焼
丹波市