“丹波島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんばじま66.7%
たばじま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総滝そたきとは新潟にひがたみなとより四十余里の川上、千隈川ちくまかはのほとり割野わりの村にちかき所のながれにあり。信濃しなの丹波島たんばじまより新潟にひがたまでを流るゝあひだながれたきをなすはこゝのみなり。
行手に、犀川さいかわの水音、また丹波島たんばじまの木立らしい影。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
田中より海野うんのへ二里。海野より上田へ二里。上田より坂木へ三里六町。坂木より丹波島たばじまへ一里。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
第一、つい眼のさきの丹波島たばじまの渡し場だって、舟を出すまいではないか。しかし思い立つと留めて留まらぬ道庵ではある。米友もぜひなく莚を巻いて丹波島の渡し場まで来ました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)