“丹波国”の読み方と例文
読み方割合
たんばのくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左大臣藤原道世と言えば、天子様の第一番の家来で、丹波国たんばのくに田舎いなかまでも聞えている、名高い人でありました。
三人兄弟 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
慶長五年七月赤松殿石田三成いしだかずしげ荷担かたんいたされ、丹波国たんばのくになる小野木縫殿介おのぎぬいのすけとともに丹後国たんごのくに田辺城たなべのしろを攻められ候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
きっとこれは丹波国たんばのくにんでいるつよさむらいちがいない。一つこの人をたずねて相談そうだんをしてみよう。
しっぺい太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)