トップ
>
中脊
>
ちゅうぜい
ふりがな文庫
“
中脊
(
ちゅうぜい
)” の例文
陸
(
おか
)
の麦畑の間にある
路
(
みち
)
から、
中脊
(
ちゅうぜい
)
の
肥満
(
ふと
)
った
傲慢
(
ごうまん
)
な顔をした長者が、
赤樫
(
あかがし
)
の
杖
(
つえ
)
を
引摺
(
ひきず
)
るようにしてあるいて来るところでありました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
田中という
中脊
(
ちゅうぜい
)
の、少し肥えた、色の白い男が
祈祷
(
きとう
)
をする時のような眼色をして、さも同情を求めるように言った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
被害者大原は
中脊
(
ちゅうぜい
)
の、でっぷりふとった
赭
(
あか
)
ら顔の紳士で、額の生え際は大ぶ
禿
(
は
)
げ上っていた。
謎の咬傷
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風