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不抜
ふりがな文庫
“不抜”の読み方と例文
読み方
割合
ふばつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふばつ
(逆引き)
而
(
しこう
)
して彼が九
顛
(
てん
)
十起、
堅忍
(
けんにん
)
不抜
(
ふばつ
)
、いよいよ窮していよいよ
画策
(
かくさく
)
し、いよいよ
蹶
(
つまず
)
きていよいよ奮うに至っては、恐らくは十の松陰あるも、また及ぶ所無けん。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
しかも、金ヶ崎の城は、その夕べも、大きな夏の月の下に、
厳然
(
げんぜん
)
と、
不抜
(
ふばつ
)
な
相
(
すがた
)
を持っていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我らはわが内界に
不抜
(
ふばつ
)
の確信を豊強なる実験の上に築き、そしてまた同時にその外的表現に留意すべきである。外にのみ走りて浅薄になる
虞
(
おそれ
)
あると共に、内にのみ
潜
(
ひそ
)
みて
狭隘
(
きょうあい
)
となる
嫌
(
きらい
)
がある。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
不抜(ふばつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
堅忍不抜
確乎不抜
“不抜”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
内村鑑三
吉川英治