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下眼
ふりがな文庫
“下眼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しため
80.0%
さがりめ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しため
(逆引き)
虚脱したようになっている笠原のあわれな寝顔を、安芸子は
下眼
(
しため
)
に見さげておいて、そろりと伊沢のとなりの椅子に移ってきた。
雪間
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「
小六
(
ころく
)
さんが
怒
(
おこ
)
つてよ。
可
(
よ
)
くつて」と
御米
(
およね
)
はわざと
念
(
ねん
)
を
押
(
お
)
して
置
(
お
)
いて
微笑
(
びせう
)
した。
宗助
(
そうすけ
)
は
下眼
(
しため
)
を
使
(
つか
)
つて、
手
(
て
)
に
持
(
も
)
つた
小楊枝
(
こやうじ
)
を
着物
(
きもの
)
の
襟
(
えり
)
へ
差
(
さ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
下眼(しため)の例文をもっと
(4作品)
見る
さがりめ
(逆引き)
ちょいと見る
眼遣
(
めづか
)
いの時に、眼の球が同じ横に
往
(
ゆ
)
きながらも、松五郎の
方
(
かた
)
を見る時は上の
方
(
ほう
)
へ往くが、僕の方を見る時は、
下眼
(
さがりめ
)
で、何んだか軽蔑して見るような眼つきだ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
下眼(さがりめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“下眼”で始まる語句
下眼瞼
検索の候補
眼下
下眼瞼
“下眼”のふりがなが多い著者
久生十蘭
三遊亭円朝
夏目漱石