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下手
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ぺた
ふりがな文庫
“
下手
(
ぺた
)” の例文
出来ない相談だから仕方がない。
美事
(
みごと
)
撃退されてしまった。俺は駄目だよ。勧められることは上手だが、勧めることは
赤
(
あか
)
っ
下手
(
ぺた
)
だからね
好人物
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
剣術はからっ
下手
(
ぺた
)
にて、
放蕩
(
ほうとう
)
を働き、大塚の親類に預けられる程な未熟
不鍛錬
(
ふたんれん
)
な者なれども、飯島は此の
深傷
(
ふかで
)
にては彼の刃に打たれて死するに相違なし
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「それには
演題
(
だしもの
)
——演題の選び方、立て方が
大専
(
だいせん
)
だ。むろん、芸が
空
(
から
)
っ
下手
(
ぺた
)
じゃいけないが、何よりアッといわせるような演題の
案文
(
あんもん
)
がつかないことには仕方がない、ねえ小糸」
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
侍
(
さむらひ
)
のくせに弓馬槍劍は
空
(
から
)
つ
下手
(
ぺた
)
、ちよいと男がよく、辯舌が達者で、
算盤
(
そろばん
)
が出來て、風流氣があつた——そこを見込まれて、元々身上の良い増田屋の後家に惚れられ、増田屋の庭先の
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「静
かに
(
シランス
)
!」とフランス語のからっ
下手
(
ぺた
)
なマイダーノフが、フランス語で叫んだ。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
▼ もっと見る
その点を、信長公にも買われていたのじゃろうが、なんの戦争はからッ
下手
(
ぺた
)
だ。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
併
(
しか
)
し狂歌は
猿丸太夫
(
さるまるだいふ
)
のお
尻
(
いど
)
という
赤
(
あか
)
ッ
下手
(
ぺた
)
だが
一中節
(
いっちゅうぶし
)
を少し
呻
(
うな
)
るので、それで客の
幇間
(
たいこ
)
を持って世を渡るという男、唯此の男の顔を見ると何となく面白くなるという可愛らしい男で
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
吐いても通らないぞ、お前は
博奕
(
ばくち
)
が
空
(
から
)
つ
下手
(
ぺた
)
で、勝負事で儲けた例の無い人間だ
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“下手”の意味
《名詞》
下 手(げしゅ)
手を下すこと、手をつけること、手ずからなすこと。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“下手”で始まる語句
下手人
下手糞
下手物
下手碁
下手廻
下手弓
下手者
下手謡
下手將棋
下手象戯