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下剤
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げざい
ふりがな文庫
“
下剤
(
げざい
)” の例文
それからそれへと忙がしく心を使わせられた彼がこの
下剤
(
げざい
)
から受けた影響は、ほとんど精神的に
零
(
ゼロ
)
であったのみならず、生理的にも案外微弱であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
このときはちょうど『
下剤
(
げざい
)
をかけた病人』という
芝居
(
しばい
)
をやっている
最中
(
さいちゅう
)
でツールーズでは
初
(
はじ
)
めての
狂言
(
きょうげん
)
なので、見物もいっしょうけんめいになっていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
最初
下剤
(
げざい
)
をかけてまず腸を
綺麗
(
きれい
)
に掃除しておいて、それからいよいよ切開すると、出血の危険があるかも知れないというので、
創口
(
きずぐち
)
へガーゼを
詰
(
つ
)
めたまま
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なぜと申せば、音に名高き大先生たるカピ
君
(
ぎみ
)
が、鼻の先に口輪をかけておりましては、どうして
不幸
(
ふこう
)
なるジョリクール
氏
(
し
)
が服すべき
下剤
(
げざい
)
の調合を命ずることができましょう。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
病人に
勧
(
すす
)
めてよくその
苦痛
(
くつう
)
を
和
(
やわら
)
ぐる
下剤
(
げざい
)
を服用させることができましょうや。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“下剤”の意味
《名詞》
下痢を起こさせたり、排便を促したりする薬剤。瀉剤。
(出典:Wiktionary)
“下剤(瀉下薬)”の解説
瀉下薬(しゃげやく、laxative)とは、便秘薬、下剤のことである。有害物質の排泄、結腸検査、腹部手術前の処置、機能性便秘や慢性便秘の不快な症状を軽減することを目的とする内服薬。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
剤
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕