“三反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ミムラ60.0%
さんたん20.0%
みむら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二度目の機は、初めの日數のナカラであがつた。三反ミムラ上帛ハタを織りあげて、姫の心には、新しい不安が頭をあげて來た。五反イツムラ目を織りきると、機に上ることをやめた。さうして、日も夜も、針を動した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
といって、しろ上等じょうとうぬの三反さんたんして
一本のわら (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
二度目の機は、初めの日数のなからであがつた。三反みむら上帛はたを織りあげて、姫の心には、新しい不安が頭をあげて来た。五反いつむら目を織りきると、機に上ることをやめた。さうして日も夜も、針を動した。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)