“みむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミムラ
語句割合
三疋33.3%
三反33.3%
箕村33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃絹みのぎぬ三疋みむら筑紫綿つくしわた二屯ふたつみを贈って、「このうえともに、妖怪をはらいおとすおはらいをして下さい」と、つつしんで願い出た。
あけの日二八八大倭やまとさとにいきて、翁が二八九めぐみかへし、かつ二九〇美濃絹みのぎぬ三疋みむら二九一筑紫綿つくしわた二屯ふたつみおくり来り、なほ此の妖災もののけ二九二身禊みそぎし給へとつつしみて願ふ。
二度目の機は、初めの日数のなからであがつた。三反みむら上帛はたを織りあげて、姫の心には、新しい不安が頭をあげて来た。五反いつむら目を織りきると、機に上ることをやめた。さうして日も夜も、針を動した。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
因幡八頭やずやしろ村大字樟原くにぎはら、常陸久慈くじ金郷かなごう村大字箕村みむら小字欅崎くのきさきなどは、『倭名鈔』と同じ字を用いている。また常陸の多賀郡高岡村大字中戸川には大楩おおくにきという小字がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)