“万代不易”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばんだいふえき75.0%
まんだいふえき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけてわが日の本は上に万代不易ばんだいふえきの大君がおわしての武門であり、将軍職でもあれば、決して一信長が絶対の天下人でなければならぬ理由はない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
桜さく三味線の国は同じ専制国でありながら支那や土耳古トルコのように金と力がない故万代不易ばんだいふえきの宏大なる建築も出来ず、荒凉たる沙漠や原野がないために、孔子こうし釈迦しゃか
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
徳川の御代はすでに万代不易まんだいふえきいしずえも定まり、この先望むところは只御仁政一つあるのみじゃ。ましてや天台の教えは仏法八宗第一の尊い御教みおしえじゃ。