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一増
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ひとしお
ふりがな文庫
“
一増
(
ひとしお
)” の例文
... それで私が不動様を一心に念ずると其怨霊がだん/\
消
(
きえ
)
て
無
(
なく
)
なります。それにね、』と、母は
一増
(
ひとしお
)
声を潜め『この
頃
(
ごろ
)
は其怨霊が信造に取ついたらしいよ。』
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
僕は
土蔵
(
くら
)
の石段に腰かけて
例
(
いつも
)
の
如
(
ごと
)
く
茫然
(
ぼんやり
)
と庭の
面
(
おもて
)
を
眺
(
なが
)
めて居ますと、夕日が斜に庭の
木
(
こ
)
の
間
(
ま
)
に
射
(
さ
)
し
込
(
こん
)
で、さなきだに静かな庭が、
一増
(
ひとしお
)
粛然
(
ひっそり
)
して、
凝然
(
じっ
)
として
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥