一升いつしよう)” の例文
前刻さつきから、通口かよひぐちかほして、髯旦ひげだんのうめかたが、まツとほり、小兒こども一寸いつすんみづ一升いつしようわりのぞいて、一驚いつきやうきつした三助さんすけ
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おほきくたな。)——當今たうこん三等米さんとうまい一升いつしようにつき約四十三錢やくよんじふさんせんろんずるものに、𢌞米問屋くわいまいどんや知己ちきがあらうはずはない。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)