“其等”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
それら97.3%
そいら2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実に北国の冬は、笛を吹くか、歌を歌うか、酒を飲んで女に悪戯からかうか、而して其等それらの遊び方が原始的で、其処に言い知れぬ哀れがある。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかして今は専門学者の高級にして精到な注釈書が幾つも出来ているから、私の評釈の不備な点は其等それらから自由に補充することが出来る。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
其等そいらはほんの前芸じゃわい。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)