“ムスメ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:むすめ
語句割合
処女25.0%
女子25.0%
25.0%
子女25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ二十を二つ越したばかりの若い処女ムスメが死んだ、弱い体で長い間肺が悪かっただけその短い生涯も清いものだった。
つぼみ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
処女ムスメの死と赤い提灯
つぼみ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
其秀起カノホダたる浪の穂の上に、八尋殿てゝ、手玉タダマもゆらにハタ少女ヲトメは、是誰が女子ムスメぞ。」答へて曰はく、「大山祇神の女等、は磐長姫とナノり、オトは、木華開耶姫とナノる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
こういう車輪のまわりかたを一方に見、一方では、所謂積極に廻転さそうとして若いムスメが、何とも云えない眼を光らせるのを見ます。それは互に反撥し合うの。
カノ秀起ホダたる浪の穂の上に、八尋殿やひろどのてゝ、手玉タダマもゆらにハタ少女ヲトメは、これ子女ムスメぞ。」答へて曰はく、「大山祇おおやまつみ神の女等、磐長いわなが姫とナノり、オトは、木華開耶このはなさくや姫とナノる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)