“をち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲチ
語句割合
92.9%
変若3.6%
彼方3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
│虹の輪にひとしほ冴ゆる早稲田の水田のをち燈火ともしびの列 (同上)
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
天橋あまはしも長くもがも、高山も高くもがも、月読つくよみたる変若水をちみづ、い取り来て君にまつりて、変若をち得しむもの」(三二四五)、反歌に
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「昔見しより変若をちましにけり」(巻四・六五〇)は、昔見た時よりも却って若返ったという意味で、旅人の歌の、「変若」と同じである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いや彼方をちに 見ゆる家群いへむら
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)