変若をち)” の例文
天橋あまはしも長くもがも、高山も高くもがも、月読つくよみたる変若水をちみづ、い取り来て君にまつりて、変若をち得しむもの」(三二四五)、反歌に
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「昔見しより変若をちましにけり」(巻四・六五〇)は、昔見た時よりも却って若返ったという意味で、旅人の歌の、「変若」と同じである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
わがさかりまた変若をちめやもほとほとに寧楽ならみやこを見ずかなりなむ 〔巻三・三三一〕 大伴旅人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)