“ヲツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:をつ
語句割合
変若50.0%
尾津50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此を古語で変若ヲツと云ふ。其水を又変若水ヲチミヅと称する。貴人誕生に壬生の汲んでとりあげる水は、即、常世の変若水ヲチミヅであつたのだ。中世以後、由来不明ながら、年中行事に若水の式が知られてゐる。
貴種誕生と産湯の信仰と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
尾張にタヾに向へる、尾津ヲツの崎なる一つ松、あせを。ひとつ松 人にありせば、大刀けましを。キヌ着せましを。一つ松、あせを(景行記)
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)