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らくせき
ふりがな文庫
“らくせき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
落籍
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落籍
(逆引き)
それは
品川
(
しながわ
)
の遊女
某
(
ぼう
)
が外人に
落籍
(
らくせき
)
せられんとしたことで、当時は
邦人
(
ほうじん
)
にして外人の
妾
(
めかけ
)
となれるをラシャメンと呼び、すこぶる
卑下
(
ひげ
)
したものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「
小滝
(
こたき
)
の
落籍
(
らくせき
)
」という見出しで、伊勢崎の豪商に
根曳
(
ねび
)
きされる話がひやかし半分に書いてある。小滝には深谷の金持ちの
息子
(
むすこ
)
で、今年大学に入学した
情人
(
いいひと
)
があった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
なんとも
他
(
ほか
)
からはっきりは
定
(
き
)
められないが、美妙斎はそのころから関係のあった、浅草公園の女、石井
留女
(
とめじょ
)
を、九月
尽日
(
じんじつ
)
に
落籍
(
らくせき
)
して、その祝賀を、その、おなじ雑記帳へも書いているのだ。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
某
(
ぼう
)
は遊女ながらもひと
廉
(
かど
)
の
気象
(
きしょう
)
があったが、
如何
(
いかん
)
せん、商売がら外人に
落籍
(
らくせき
)
されたので
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
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