“よはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
余輩83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余輩よはいはんとほつするところのものは』と憤激ふんげきしてドードてうひました、『吾々われ/\かわかせる唯一ゆゐいつ方法はうはふ候補コーカス競爭レース西洋せいやうおにごつこ)である』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
余輩よはいの村田翁の門下に教を請うや、翁従容しょうようとしてのたまわく、けいらの如き、石仏を麻縄にて縛りたる如き、究屈なる学問をなして、何の効かある。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
黒田家の家來栗山父子は若年の主君を輔導すべきであるのに、よはい八十になんなんとする備後は兎も角も、大膳が引き籠り居るは不都合である。出勤させるやうに取り計はれたがよろしからうと云ふのである。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)