“ようしょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
容色42.9%
養殖28.6%
妖色14.3%
要職14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、それほど彼女の容色ようしょく時人じじんに記憶されていたのは事実である。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
淡水魚たんすいぎょの、養殖ようしょくとか漁獲ぎょかくとか製品保存とかいう、専門中でもせまい専門に係る研究なので、来ている研究生たちは、大概たいがい就職のきまっている水産物関係の官衙かんがや会社やまたは協会とかの委託生いたくせい
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
日本アルプスには見ることが到底出来ない、随って欧洲アルプスなどで最も純粋の紫や、孔雀くじゃくの羽のような濃厚深秘な妖色ようしょくを示すことのある
日本山岳景の特色 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
昭和十年頃は、私は内閣ないかくの法制局長官であった。その頃の制度せいどは今と違っていて、法制局長官は相当要職ようしょくと考えられ、内閣更迭こうてつの場合には法制局長官の人選が相当問題になっていた。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)