“ようきち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
要吉25.0%
洋吉25.0%
陽吉25.0%
養吉25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要吉ようきちは、東京のやまにある、あるさか水菓子屋みずがしや小僧こぞうさんです。要吉は、半年はんねんばかり前にいなかからでてきたのです。
水菓子屋の要吉 (新字新仮名) / 木内高音(著)
少し、きずが大きすぎるからと思って、はねのけると、要吉ようきちは、すぐ主人しゅじんにしかられました。それではこのくらいならいいだろう、ひとつおまけにいれといてやれと、おさらにのせると
水菓子屋の要吉 (新字新仮名) / 木内高音(著)
「こちらが、主人の友人で黒塚くろづか様と被仰おっしゃいます。こちらが、私の実弟で洋吉ようきちと申します。どうぞよろしく」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ドアがいて、庶務しょむ北川きたがわが入って来た。株式会社西村にしむら電気商会主の西村陽吉ようきちは、灰皿の上に葉巻を置いて、クルリと廻転椅子いすまわ笑顔わらいがおを向けた。
養吉ようきちは鎌で、小さな灌木を叩いて見せた。
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)