“ゆうぐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勇軍25.0%
友軍25.0%
右軍25.0%
遊軍25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食物も多くはりません。さらに、夜に入ると、王子勇軍ゆうぐんは、不夜の楼殿に百こくの油をともして、歓楽、暁を知らないありさまです。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
毘舎離国の城へ参って、ぶつは、食を乞われました。城中には、一王子があって、名を勇軍ゆうぐんと呼ぶ者です。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おおきくひらいたかおがだるまのようになって、敵陣てきじんがけて、一塊ひとかたまりとなって、んでいった友軍ゆうぐん姿すがたが……。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
大寧よりかえりて会州かいしゅうに至り、五軍を立てゝ、張玉を中軍に、朱能を左軍に、李彬りひん右軍ゆうぐんに、徐忠じょちゅうを前軍に、降将房寛ぼうかんを後軍に将たらしめ、ようやく南下して京軍けいぐんと相対したり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
長兵衛を捕えたのは、遊軍ゆうぐん石川数正いしかわかずまさの部下だった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)