“めいげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明月75.0%
十五夜12.5%
名月12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今、浜べに立って見わたすに、海上かいじょうに大きい旗のような雲があって、それに赤く夕日ゆうひの光が差している。この様子では、多分今夜こんやの月は明月めいげつだろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
しやにお約束やくそく期限きげんはせまるし、……じつ十五夜めいげつまへばんあたり、仕事しごとにかゝらうとおもつたのである。ところが、あさからのりで、れると警報けいはう暴風雨ばうふううである。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この板屋イタヤカエデをまた名月めいげつというとしてその語原が書いてあるが、その名の起こりは『古今集』から来たもので
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)