“むぎわらばうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麥藁帽子40.0%
麦稈帽子40.0%
麥稈帽子20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みぞつかつた麥藁帽子むぎわらばうしが、たけかは一所いつしよに、プンとにほつて、くろになつて撥上はねあがる。……もう、やけになつて、きしきるむし合方あひかたに、夜行やかう百鬼ひやくき跳梁跋扈てうりやうばつこ光景くわうけいで。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
麦稈帽子むぎわらばうしつてた。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
どの生徒も染めたキャラコの紐のついた、粗末な麥稈帽子むぎわらばうしと灰色の粗羅紗あららしやの外套を着てゐた。私も同じ服裝をして、列について戸外に出た。