“みのぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
身延93.8%
御延6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はその中心地波高島はだかじま身延みのぶへは、年に四、五回も行って幾日も滞在する。これから後は、一層精出して行こうと思う。
水の遍路 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
信者しんじや善光寺ぜんくわうじ身延みのぶ順礼じゆんれいるほどなねがひだつたのが、——いざ、今度こんど、ととき信仰しんかうにぶつて、遊山ゆさんつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たてなされよ其時の證據しようこには幸ひ御延みのぶ貫主くわんしゆ樣に曼陀羅まんだらの裏書を願つて書て頂いた是は私がからだにもかへられぬ大切の品なれどお前に渡すサア金と引替に致さんと藤八が深切しんせつに九助も安堵あんどし百八十兩の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)