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みづぎはた
ふりがな文庫
“みづぎはた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水際立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水際立
(逆引き)
粧飾
(
つくり
)
より
相貌
(
かほだち
)
まで
水際立
(
みづぎはた
)
ちて、
凡
(
ただ
)
ならず
媚
(
こび
)
を含めるは、色を売るものの仮の姿したるにはあらずやと、始めて彼を見るものは皆疑へり。一番の勝負の果てぬ間に、宮といふ名は
普
(
あまね
)
く知られぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
髮
(
かみ
)
は、ふさ/\とあるのを
櫛卷
(
くしまき
)
なんどに
束
(
たば
)
ねたらしい……でないと、
肱
(
ひぢ
)
かけ
窓
(
まど
)
の、
然
(
さ
)
うした
處
(
ところ
)
は、
高
(
たか
)
い
髷
(
まげ
)
なら
鴨居
(
かもゐ
)
にも
支
(
つか
)
へよう、
其
(
それ
)
が、やがて二三
寸
(
ずん
)
、
灯
(
ひ
)
のない
暗
(
くら
)
がりに、
水際立
(
みづぎはた
)
つまで、
同
(
おな
)
じ
黒
(
くろ
)
さが
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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