“みずぎわだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
水際立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、紅葉の才気は第一号以来の「風流京人形」に早くも現われて、水際立みずぎわだった文章のえが一段引立って見えた。
裲襠姿うちかけすがた眼もまばゆく、足の運びも水際立みずぎわだち武士の後から歩いて行く。二人の姿が奥へ消えると、鳥市の云った進物なのであろう、十個の大行李が次々に奥の方へ運ばれる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
明るい電燈の光をあびている彼女の容姿すがた水際立みずぎわだって、見ていればいるほど綺麗である。
黒髪 (新字新仮名) / 近松秋江(著)