“みおも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミオモ
語句割合
身重84.6%
妊娠7.7%
御念3.8%
御母3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
段々月日が立ちますと、お照は重二郎の養子に来る前に最う身重みおもになって居りますから、九月の月へ入って五月目いつゝきめで、おなかが大きく成ります。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「治郎左。卯木うつぎ妊娠みおもだと聞いていたが、この陣中暮らし、体のほうはどうなのか」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秋山ノしたガクリ、逝ク水ノ吾レコソ益サメ、御念みおもヒヨリハ。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
また命詔したまはく「いかにして日足ひたしまつらむ」とのりたまへば、答へて白さく、「御母みおもを取り、大湯坐おほゆゑ若湯坐わかゆゑを定めて、日足しまつるべし」