“まちぶぎやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
町奉行80.0%
市尹20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御維新の騒ぎで殿様が甲府の町奉行まちぶぎやうになるところが駄目になつた話やら、その年は実に悪い年で山王様の御祭が満足に出来なかつたことやらを、とぎれとぎれに語り出して
享保きやうほ時代。大岡越前守ゑちぜんのかみが江戸の町奉行まちぶぎやうたりし頃。七月初旬の午後。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
じんは以てしもあつけんは以てもちゐるにたるくわにしてゆるめずくわんにしてよくだんずとまことなるかな徳川八代將軍吉宗公の御代名譽の官吏やくにん多しと雖も就中なかんづく大岡越前守忠相たゞすけ殿は享保二年より元文元年まで二十年のあひだ市尹まちぶぎやう勤役中きんやくちう裁許の件々其明斷を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)