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ほゝえみ
ふりがな文庫
“ほゝえみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
微笑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微笑
(逆引き)
春の曙の夢は千々に乱れて薄紅の
微笑
(
ほゝえみ
)
、カラカラと鳴り渡る
銀
(
しろがね
)
の噴泉、
一片
(
ひとひら
)
の花弁、フツと吹けば涙を忘る——泣いて泣いて泣き明した後の清々しさ……と
嘆きの孔雀
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
彼
(
かれ
)
は又三千代を
訪
(
たづ
)
ねた。三千代は
前日
(
ぜんじつ
)
の如く
静
(
しづか
)
に
落
(
お
)
ち
着
(
つ
)
いてゐた。
微笑
(
ほゝえみ
)
と
光輝
(
かゞやき
)
とに
満
(
み
)
ちてゐた。
春風
(
はるかぜ
)
はゆたかに
彼女
(
かのをんな
)
の
眉
(
まゆ
)
を吹いた。代助は三千代が
己
(
おのれ
)
を挙げて自分に信頼してゐる事を知つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
微笑
(
ほゝえみ
)
は、やゝ皮肉を帯びた微笑で、もう下関以来度々此の一行が、タチアナ姫云々の嫌疑を、受けたことを明らさまに語って居るようでした。私は、その上追及する気にもなりませんでした。
たちあな姫
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ほゝえみ(微笑)の例文をもっと
(3作品)
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