“ほつさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
發作50.0%
発作50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うして人々ひと/″\刻々こく/\運命うんめいせまられてくおしな病體びやうたい壓迫あつぱくした。おしな發作ほつさんだときかすかな呼吸こきふとまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
人の心中には舌頭にのぼすべからざる發作ほつさあり、爭鬪あり。是れ吾人の清廉なる守護神の膝を惡魔の前に屈する時なり。
代助はかたくなつて、すくむが如く三千代を見詰めた。三千代は歇私的里ヒステリ発作ほつさおそはれた様に思ひ切つていた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
声はなく慌立あわたゞしい物音が起つたのだが、発作ほつさでも起したらしかつた。
鳥羽家の子供 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)