“ほっさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
発作100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、その瞬間、ぞっとして、背筋を冷たいものが走った様に感じたのでございます——おこり発作ほっさにでもとらわれたようなふるえを感じて参りました。
両面競牡丹 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)
ところで、いったいこの婚約は単なる囈語のために破られたのでしょうか、それとも癲癇てんかん発作ほっさのためでしょうか。
節々ふしぶしはひどく痛みを覚えながら、発作ほっさの過ぎ去った葉子は、ふだんどおりになって起き上がる事もできるのだった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)