“ほっかいどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
北海道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若者わかものはよろこんで、それなら北海道ほっかいどうへゆくのにあまるほどだといって、主人しゅじん時計とけいってもらうことにしたのでした。
般若の面 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彰義隊しょうぎたいけいくさにおわったあと、幕府ばくふがわのひとたちは、東北地方とうほくちほうにのがれ、二本松にほんまつ会津若松あいづわかまつや、北海道ほっかいどう箱館はこだて函館はこだて)の五稜郭ごりょうかくなどで、官軍かんぐんにてむかい、つぎつぎにやぶれていきました。
北海道ほっかいどうからってきた、いろいろのみやげものをさしして、あらしのよるおもなどをかたり、そして、あの時分じぶんっていただいた時計とけいを、まだおちなさるなら
般若の面 (新字新仮名) / 小川未明(著)