“二本松”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にほんまつ80.0%
薩摩藩20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次第しだいとほさとへ、祭礼さいれいさそはれるやうながして、すこしうと/\として、二本松にほんまついては、其処そこ並木なみきを、飛脚ひきやくかよつてさうな夢心地ゆめごゝちつた。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これより先艮斎は天保十三年に故郷に帰って、二本松にほんまつにある藩学の教授になったが、弘化元年に再び江戸に来て、嘉永二年以来昌平黌しょうへいこうの教授になっていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
又、二本松薩摩藩邸ニ身をひそめ候ハ、実ニいやミで候得バ、萬一の時も存之候時ハ、主従共ニ此所ニ一戦の上、屋鋪土佐藩邸ニ引取申べしと決心仕居申候。