“へんせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
変遷90.9%
變遷6.1%
編撰3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わずか数年の後、恋の満足をげてしまった二人の男女なんにょは、自分が質問する日本の衣服の、その後における流行の変遷へんせんさえ多くは語らなかった。
曇天 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其時そのときには屹度きつと大學だいがく分科ぶんくわ教授けうじゆにでもなつてゐたのでせう。無論むろん知識ちしきなるものは、永久えいきうのものではく、變遷へんせんしてくものですが、しか生活せいくわつふものは、忌々いま/\しい輪索わなです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
同じ九年胡惟庸こいよう命を受けて釐正りせいするところあり、又同じ十六年、二十二年の編撰へんせんを経て、ついに洪武の末に至り、更定大明律こうていたいみんりつ三十巻大成し、天下にわかち示されたるなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
礼制集要れいせいしゅうよう等の編撰へんせん総裁となり、居然きょぜんたる一宿儒を以て、朝野の重んずるところたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)