“ぶしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
普請86.4%
武神4.5%
分心4.5%
武進4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれも三日か四日のつくろ普請ぶしんで、そのなかで少し長かったのは深川の十日と雑司ヶ谷の二十五日であると云った。
半七捕物帳:43 柳原堤の女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
遠いむかし——武神ぶしん日本武尊やまとたけるのみこと東征とうせいのお帰りに、地鎮じちんとして鉄甲てっこうけておかれたというその神地しんちは、いま、えんばかりな紅葉もみじのまッさかりだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことに厳粛げんしゅくきわまる武神ぶしん武人ぶじん大行事だいぎょうじ、おのずから人のえりをたださしめて、一しゅんののちは、まるで山雨さんうして万樹ばんじゅのいろのあらたまったように、シーンと鳴りしずまったまま
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
親爺は湯殿に這入ると、天井からブラ下がっている針金を探って、今日買って来たばかりの五分心ぶしんの石油ラムプを吊して火をけた。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
武進ぶしんの諸生で楊某ようなにがしという青年が、某家に止宿ししゅくしていたことがある。