分心ぶしん)” の例文
親爺は湯殿に這入ると、天井からブラ下がっている針金を探って、今日買って来たばかりの五分心ぶしんの石油ラムプを吊して火をけた。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)