“楊某”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようなにがし50.0%
ようぼう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武進ぶしんの諸生で楊某ようなにがしという青年が、某家に止宿ししゅくしていたことがある。
楊某ようぼうと云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想もうぞうに耽っていると、ふと一匹のしらみが寝床のふちを這っているのに気がついた。
女体 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)