“ふにく”の漢字の書き方と例文
語句割合
腐肉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やうや三組みくみ役人やくにんかほそろうて、いざ檢死けんしといふとき醫師いしとして中田玄竹なかだげんちく出張しゆつちやうすることになつた。流石さすが職掌柄しよくしやうがらとて玄竹げんちくすこしも死體したい臭氣しうきかんじないふうで、こもした腐肉ふにくこまかに檢案けんあんした。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
焔の街をつっ走って来た両足うらの腐肉ふにく
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
「ほとんど腐肉ふにくようきたす」
鯉魚 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)