“はんめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半面77.8%
反面11.1%
瘢面11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獨樂こま自分じぶん一度いちどまはるはすなは地球ちきう自轉じてんといふものにて、行燈あんどうかたむきたる半面はんめんひるとなり、うら半面はんめんとなり、この一轉ひとまはり一晝夜いつちうやとするなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
かれ青年時代せいねんじだいは、ゆめおおかったかわりに、また、反面はんめんあまりにみにくかった現実げんじつのために、焦燥しょうそう苦悶くもんをきわめたのです。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)
そうして両手を突いた中へ瘢面はんめんをつき込んで、下を向いたきりです。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)