“はかりざら”の漢字の書き方と例文
語句割合
秤皿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何いかにして秤皿はかりざらにも載せがたきこの大象の重さを知り得んと答へまどひけるが、かの大臣はまた父に問ひ尋ぬるに、そはやすきことなり、象をば船に打乗せて水の船をかくすところにしるしをつけ置き
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
わきれもず、みぎにもひだりにもローザラインばかりを懸較かけくらべておゐやったときには、うつくしうもえつらうが、その水晶すゐしゃう秤皿はかりざらに、今宵こよひわしするあるざましい美人びじんけて、さてのち
彼は計画し、夢想し、光明と陰影との神秘な秤皿はかりざらの高低をながめた。