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はかな
ふりがな文庫
“はかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
儚
65.1%
果敢
25.5%
果無
5.4%
果敢無
3.4%
墓薙
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
儚
(逆引き)
その姿を見ると彼は、いつも自分の境遇に引き較べて、
儚
(
はかな
)
い優越感を感じながら、心持ちだけ救われたようなタメ息をするのであった。
老巡査
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
はかな(儚)の例文をもっと
(50作品+)
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果敢
(逆引き)
いよいよ
御神燈
(
ごしんとう
)
のつづいた葭町の
路地口
(
ろじぐち
)
へ来た時、長吉はもうこれ以上
果敢
(
はかな
)
いとか悲しいとか思う元気さえなくなって、
唯
(
た
)
だぼんやり
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はかな(果敢)の例文をもっと
(38作品)
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果無
(逆引き)
その哀しき風景のかげにかくれた
果無
(
はかな
)
い人生とが、いかにかの女の孤獨なたましひを泪ぐましめたか?‥‥それにかの女のこたへたのがこの作である。
「樋口一葉全集第二巻」後記
(旧字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
はかな(果無)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
果敢無
(逆引き)
その
妓
(
こ
)
は仲の町のある家の抱えであったが、さっぱりお座敷がなくて姐さんや朋輩からも冷遇されていたが、ついにわが身を
果敢無
(
はかな
)
んで死を
択
(
えら
)
んだ。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
はかな(果敢無)の例文をもっと
(5作品)
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墓薙
(逆引き)
大体からいうと、
墓薙
(
はかな
)
ぎ
盆道
(
ぼんみち
)
作りなど、十五日の先祖の訪問の待受けに力を傾けていたが、同じ
序
(
ついで
)
を以て
井戸替
(
いどが
)
え
虫払
(
むしはら
)
い、この日の水で洗うと汚れがよく落ちるといって、女たちは必ず髪を洗った。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
はかな(墓薙)の例文をもっと
(1作品)
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