“はかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.4%
果敢24.0%
果無5.5%
果敢無3.4%
墓薙0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その姿を見ると彼は、いつも自分の境遇に引き較べて、い優越感を感じながら、心持ちだけ救われたようなタメ息をするのであった。
老巡査 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いよいよ御神燈のつづいた葭町の路地口へ来た時、長吉はもうこれ以上果敢いとか悲しいとか思う元気さえなくなって、だぼんやり
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その哀しき風景のかげにかくれた果無い人生とが、いかにかの女の孤獨なたましひを泪ぐましめたか?‥‥それにかの女のこたへたのがこの作である。
そのは仲の町のある家の抱えであったが、さっぱりお座敷がなくて姐さんや朋輩からも冷遇されていたが、ついにわが身を果敢無んで死をんだ。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
大体からいうと、墓薙盆道作りなど、十五日の先祖の訪問の待受けに力を傾けていたが、同じを以て井戸替虫払い、この日の水で洗うと汚れがよく落ちるといって、女たちは必ず髪を洗った。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)