“はてしな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
際無50.0%
果無25.0%
際涯無25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
際無はてしなき霧の海
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
しばらおし問答の末彼はつひに満枝をらつし去れり。あとに貫一は悪夢の覚めたる如くしきり太息ためいきいたりしが、やがてん方無げにまくらに就きてよりは、見るべき物もあらぬかたに、果無はてしなく目を奪れゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
天下は広い、年月つきひ際涯無はてしない。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)