“のぞい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銅像を下からのぞいた時のように妙に背丈せいの高さの判別がつかなかったり……、時々指環をめた手が、腿の辺まで下りて来て、ぼそぼそと泡を立て乍ら掻いたり……。
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
シテ見ると一夫一婦の説も隠然いんぜんの中には随分勢力のあるもので、ついては今の世に多妻の悪弊をのぞいて文明風にするなんと論ずるは野暮やぼだと云うような説があるけれども
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
酒の事をのぞいてそのほかになれば、私は少年の時からい加減な摂生家といってもよろしい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
抜足をして障子の間隙ひずみから内をのぞいてはッと顔※お勢が伏臥うつぶしになッて泣……い……て……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)