のぞい)” の例文
此は関家で熊狩くまがりやとって置くアイヌのイコサックルが小屋で、主は久しく留守なのである。のぞいて見ると、小屋の中は薄暗く、着物の様なものが片隅に置いてある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
銅像を下からのぞいた時のように妙に背丈せいの高さの判別がつかなかったり……、時々指環をめた手が、腿の辺まで下りて来て、ぼそぼそと泡を立て乍ら掻いたり……。
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
鶯やついとのぞいてついとゆく 白雪
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)