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なわば
ふりがな文庫
“なわば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
縄張
64.7%
繩張
35.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縄張
(逆引き)
話がつい人相とか方位とか云う和尚の
縄張
(
なわば
)
り内に
摺
(
ず
)
り
込
(
こ
)
んだので、冗談半分
私
(
わたし
)
の未来はどうでしょうと聞いて見たら、和尚は眼を
据
(
す
)
えて余の顔をじっと眺めた
後
(
あと
)
で
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「つぎに祭である。もってこいじゃ。そのおやじは
香具師
(
やし
)
の
縄張
(
なわば
)
りなどにも顔のきくところより、日本一太郎を後見し、自ら
太夫元
(
たゆうもと
)
となって祭の境内に一小屋あけるな」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
なわば(縄張)の例文をもっと
(11作品)
見る
繩張
(逆引き)
あるところは
運上所
(
うんじょうしょ
)
(税関)を中心に
掘立小屋
(
ほったてごや
)
の並んだ新開の一区域であり、あるところは埋め立てと
繩張
(
なわば
)
りの始まったばかりのような畑と
田圃
(
たんぼ
)
の中である。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
神
(
かみ
)
さまは、
世界
(
せかい
)
をみんなのため、お
造
(
つく
)
りになったのだから、だれにもそんな
繩張
(
なわば
)
りをする
権利
(
けんり
)
なんかなかったのだ。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なわば(繩張)の例文をもっと
(6作品)
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